落合ハーブ園からのお知らせ
落合ハーブ園の3月おすすめハーブ
暖かい日も増えて来て、桜を始め、様々な花の開花が楽しみな季節を迎えようとしていますね。
今回はお花を活用できるハーブをご紹介したいと思います。
■マロウ■
★ハーブティーで
鮮やかな青色から時間と共にゆっくりと紫色に。
更にレモン汁を数滴加えるとピンク色に変わり、「夜明けのハーブティー」とも呼ばれます。
水出しのハーブティーは特に色鮮やかで、より長く色を楽しむことができます。
粘膜の炎症を抑えると言われており、咳や気管支炎などの呼吸器系の症状に効果的で、濃いめに入れたものでうがいをするのものどの痛みには良いと言われています。
スキンケアにも活躍し、冷ましたティーを肌にパッティングすると、肌がもっちり潤います。
香りや味にあまり特徴がないので、色を楽しむ場合以外は、ブレンドがおすすめです。
■カレンデュラ■
ポットマリーゴールドの名前で知られています。
花は古くから薬用の他、サフランの代用品として米料理の色付けや、生のままサラダになど料理にも使われました。
★ベースオイルで浸出したオイル(カレンデュラオイル)で
皮膚の修復や炎症を緩和するとされ、このオイルや、オイルを使った軟膏を常備しておくと、
肌荒れ時のスキンケア、ちょっとした切り傷や、やけどなどにも使えて便利です。
★ハーブティーで
美しい黄金色のお茶です。
ほのかな苦味はありますが、あまり味のしないハーブなので、どんなハーブともブレンドしやすいです。
解熱・発汗作用があり、風邪のひき始めに効果的です。
お茶も浸出オイル同様、冷ませば外用として使うこともできます。
※キク科アレルギーの方、妊娠中の方は使用を避けて下さい。
■ニオイスミレ(スイートバイオレット)■
★観賞用として
非常に香りが強く、部屋に一輪飾っておくだけで、室内が香りに満たされるほど。
花は一重咲きや八重咲き、色は濃紫色のものが一般的ですが、白やピンクなど、様々な品種があります。
寒さに強く、調度今頃、冬から春にかけて花を咲かせます。
背は低くランナーを出して横に成長します。
★食用として
花は砂糖漬けにしたり、エディブルフラワーとしてサラダに散らしたり、葉と共にハーブティーに利用したりします。
ハーブティは呼吸器系の疾患の咳や痰をやわらげたり、不眠症に良いと言われています。
※種と根には毒が含まれているのでご注意下さい。